コラボの正攻法ここにあり・・・

　コラボの正攻法ここにあり・・・・・・・・・・・・

って、わたしの言葉じゃないのだけど・・・・神代氏の言葉です（←人に責任を押し付けるワタシ　(^-^;）

コラボっていうのは、ホントいいの見たことない。汗(^-^;

有名人同士のコラボは、話題性もあるし、奇を衒ってたりもして、券買にも良いだろうし。内容以外のメリットで展開されていることが大半で、見ればすぐに「ああ・・稽古してないな。」とわかる。
で、個々は確かに魅力的でも、コラボとして生まれるものは何もないのがだいたいね。

有名どころではなくても、コラボやアンサンブルには遠慮？みたいなものがつきもので、このくらいで妥協しておこうとか、今後のこともあるしとか、お互い忙しいしとか、こんなくらいでいいんじゃない　とかとかとか・・・・・

なんでしょね。

だったら遠慮なしの妥協無しのカップルダンスみたいなのがいいじゃん！と思っても、これまたよほどのツワモノでない限りそういうパートナーシップをとっている人は少ない。

・・・・・人間ってなんて空虚なんだろう。

だから争いが絶えないし、ストレスも絶えないし、嫉妬も絶えない、破壊的になるし・・・悪循環ではないか。

本音というものの本当の本音は（←意味不明）、それを云うにあたっての経験と経験からくる分析と研究と覆しと否定と肯定と・・・・ってこよなく自分と対話し、人生の先輩や師匠から学び培っていくものだから、強欲とか傲慢とかにはなりえない。むしろ気弱で小心・・・・（アタシは特に）

だから、本当の本音で、付き合えばサッパリしているし信頼度は高まるし、新しい考えや発想は生まれてくるし、広い視野になるし、あれだしこれだし・・・ワルくなりようがない。

仮にあまり素敵なものに仕上がらなかったとしてもそれは失敗ではなく貴重な経験になるし、また次へのステップになるんだ。
良かったね。うまくいったね。はい。終わり。ジャンジャン。とか
いまいちだったね。あんたがワルいんじゃないの。もうやらない。みたいな無駄な時間を費やさなくて済む。

合う合わないは、真剣にやってみないとわからない産物であって、テキトーにやってれば、誰とも合うし、誰とも合わない。

ってことで、路地テアトロ6月公演。「コラボなんてケッ」だね。って思っている、ふたりがコラボします。

なんで「ケッ」って思っているかというと上記のようなものが多すぎるから。

でも、今度の対戦相手（対戦なの？）とはチト違います。

真剣で、まじめすぎて、妥協しなくて、頑固で、心が広いんです。

ぎゃははは！よくわかんないでしょう。目撃するしかありませんな。

個の充実、個との飽くなき葛藤、個・・・・つまり自分に対する肯定と否定の繰り返しの日々を面倒くさがらずにできるツワモノ。つまり、対戦相手は自分なんです。対戦相手を自分として据えている者同士の対戦・・・・あれっ？？

もっとわからなくなった？

やっぱり目撃するしかないでしょう。
ご来場お待ちしております！

路地5月公演「メタモルフォーゼ」で、偶然の連続による素晴らしい作品に恵まれて、すっかりメタモしたひびきより